新型オフラインオイル濾過(OOF):鋳造設備を作動させるオイルを監視

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DISAは同社のDISAMATIC®造型ライン向けにオフラインオイル濾過(OOF)ユニットを導入しました。OOFはDISAMATIC D3の新しい特徴として開発され、油圧システムのオイル状態に関する情報をリアルタイムで提供、汚染を管理、粒子状物質を濾過して取り除くために設計されました。

この新システムの短期でも発揮される利点は、まず設備のメンテナンスが少なくて済むことです。長期的なメリットとしては、設備故障の予防、環境への負荷軽減およびコンポーネント寿命が延びることが挙げられます。

DISAのグローバル製品マネージャーのLars Hjelm氏は次のように語っています:「OOFはオイルから粒子状物質を取り除くだけではありません。鋳造設備を動かすために使われているオイルの状態と質および純度を常にリアルタイムで提供し、汚染と粒子に関する全ての情報を抽出して、単純で分かりやすいディスプレイを通じて鋳造オペレータに教えてくれます。OOFは設備の最適な性能を常時保証してくれるので、鋳造オペレータは夜熟睡できるのです。」

汚染物質がシステム故障の原因に

OOFによる総合的な汚染管理は、統合されたフィルターエレメントによって油圧コンポーネントや鋳造環境から持ち込まれる粒子状物質を濾過して取り除いてくれるので、使用中の設備が健全に稼動できるために大変重要です。

オイル性能が劣化する主な原因は水による汚染です。Lars氏は説明します:「オイルに含まれる水分はほとんど目に見えない汚染で、オイル自身だけでなくオイルの助けで作動する鋳造コンポーネントの機能においても、システム効率を著しく損います。」

「水分によってオイルの潤滑能力が低下し、稼動温度が上昇するために、酸化生成物や樹脂およびニスなどのオイル分解生成物が発生します。粒子状物質と相まって、オイル分解生成物はコンポーネント表面の微細まだら摩耗の原因になります。オイルに含まれる水分による影響として腐食もよく知られています。オイル中の水分を効果的に除去しないと、設備寿命がすぐに低下してしまいます。」

リアルタイムで安心を

オイルをライン内でリアルタイムに監視するもう一つのメリットは、メンテナンスへの効果です。
Lars氏:「多大な時間を費やしてオイルの純度や品質を分析したり、予防策として同じく大量のオイルを交換する代わりに、OOFはリアルタイムで状態を知ることができ、必要な時だけオイル交換をすれば済むようになります。

「まとめると、OOFの優れた能力で皆さんの造型設備の信頼性と寿命が劇的に向上し、日々の鋳造操業が改善されるはずです。」

OOFはDISAMATIC D3の新しい特徴として市場に導入されます。ほとんどのDISA造型ラインへの後付け方式も計画されていて、わずかな調整だけで済むようになります。