DISA MAC: 注入前に確認する

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DISA では注入前のそれぞれの鋳型について、鋳型関連のずれや割れ目、段や並行性等のデータを取得できる新しい高精度測定装置、Mould Accuracy Controller (DISA MAC) を発売しました。

DISA MAC は鋳型の位置合わせに関連する問題を、大きな問題になる前に特定するのに役立ちます。つまり不要な作り直しや廃棄が必要な鋳物が 1 つ、複数、または多数発生する前に、問題を特定することができるのです。

このユニークな装置は、成形機と鋳込み装置の間の鋳型ストリングにブリッジのようなスキャニング ブラケットを取り付けて構成されています。このブラケットにはレーザー センサーが備えられており、そのセンサーが継続的に鋳型ストリングに沿ってスキャンを行い、それぞれの鋳型の特別に設計されたインプレッションをトレースします。

次に高性能のソフトウェアがその読み取りデータをが利用して、主要な位置合わせパラメータを計算し、お客様が事前設定された制限に従って問題を特定します。ブラケット上部にある警告灯は、シンプルな信号灯システムによって問題を知らせます。

DISA のデジタル ソリューション担当グローバル製品マネージャ Kasper Paw Madsen は、この製品の発売に際して次のように話しています。「鋳造工場で DISA MAC を利用すると、鋳型ストリングを継続的に監視し、重要な寸法データを収集し、問題を手遅れになる前に特定することが可能になります。DISA MAC により、問題のない完全に位置合わせされた鋳型だけに注入が行われます。この結果として、作り直しや廃棄の低減に加え、鋳造の正確さの向上についても大きな可能性が見込まれます。これは単純な装置ですが、その背後にあるソフトウェアのおかげで、お客様の鋳造プロセスに革命をもたらす可能性を孕んでいるのです。」

DISA MAC ブラケット上部の警告灯に加え、成形機のオペレータ パネルではダッシュボード、表、グラフなどのリアルタイム データにより、さらに詳細な DISA MAC データを確認できます。DISA MAC の履歴データをより深く分析できるよう、このシステムには鋳造工場向けの強力な新しいデータ プラットフォームである DISA Foundry Cockpit の無料バージョンが付属しています。

Kasper は次のようにも話しています。「DISA MAC で取得される寸法データには大きな可能性があり、長期的に分析を行い他のデータとも関連付けることで、プロセスをより深く理解できます。DISA Foundry Cockpit は、DISA MAC のデータだけでなくあらゆる種類の鋳造プロセスデータについて、こうした分析の基盤を作成してくれます。この可能性に注目してください。」

DISA MAC は DISAMATIC D3 鋳造ラインのすべての新製品のオプションとして、および既存の DISAMATIC D3 機器のレトロフィットとして販売しています。