カナダのFONDERIE LAROCHEは、旧式のHunter HMP20機をDISA MATCH 20/24に入れ換えた100%家族経営の会社です。現在この鋳造メーカーは、ねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄でできた鋳造品の他、造型用の特注パターンの製造を専門としており、すべてのパターンをDISA MATCHで製造し、その結果として、鋳造品質を大幅に改善しています。
カナダのFONDERIE LAROCHEは、1925年に設立されたケベックを拠点とする家族経営会社であり、ねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄でできた鋳造品の他、造型用の特注パターンの製造を専門としています。会社の事業分野は、様々な自治体案件(道路工事、排水溝カバー、サービスボックスなど)、建設材料(耐火ドア、火格子など)、個々の見積または計画仕様に合った特殊部品の提供などにわたります。
現在は、4代目が会社を運営しており、全体で80人の常在の専任者が1台のDISA MATCH 20/24および4台の大型ジョルトスクイズ造型機を作動させています。会社は常に新しい技術を確立するための努力を尽くし、最も厳しい品質基準に従っています。
FONDERIE LAROCHEは、月あたり420~450トンの鋳造品を2シフトで製造しています。1シフト目では、ジョルトスクイズ造型機で生産を行い、2シフト目では、DISA MATCH 20/24で鋳造品を生産しています。
DISA MATCH 20/24は、旧式のHunter HMP20機を入れ換えるために導入されており、現在は本来のHunterパターンに最小限の修正を加え、アダプタープレートに取り付けたDISA MATCH 20/24で、すべてのパターンを生産しています。
旧式のHunter機を入れ換えたことによって、FONDERIE LAROCHEは、鋳造品質の大きな変化を実感しています。また、「新しいDISAの導入によって、注湯の生産量を月あたり40トン増やすことが可能となった」と述べています。